2013年8月25日日曜日

酒離れから考える嗜好品離れ

どうも、kaz805です。
近頃というか5、6年前から(ほんとは10年くらい前からかも)若者の酒離れということをよく聞きます。

酒にもいろいろあるけれど・・・


でも、テレビを見ると(あんまりみないど)ビールのCMは結構な頻度で放映されいますし、発泡酒や第三のビールが売れてますとか、今年だとビアガーデンが人気ですとかとも聞きます。
たぶん、酒離れというのは、ビールやそれらに近しいもののことではなく、たぶん、ブランデーとかウイスキーとか日本酒の話なのかと思います。
このごろとかだとワインも若い人はあんまり飲まないという話もお店の人からよく聞きます。
ということで酒離れひとくくりにされますが、細かく見ていくと

酒離れの進行が激しいのは
ブランデー、ウイスキー、コニャック、ワイン、日本酒
酒離れという全体の中では減っているけど酒類の中ではまだ成長が期待される
ビール系
というような分類ができるような気がします。

あと、タバコ離れも進んでいると思われます。
こちらも新規の喫煙者が少ないのと現行すっている人もやめているのでダブルパンチでしょう。

それに高級洋服というとかっこわるいのでオートクチュールのようなものなど絶滅危惧種な状態だと思います。

さて、これらはちょっと前なら嗜好品とよばれる高級なものとして分類されていたたぐいのものです。

これらにたいして近頃起きたことは、
・量産が可能となって安くつくれるようになった。
・健康によくないと言われるようになった。
・貴重な動物の毛とかを使うと乱獲とか地球にやさしくないとかいわれるようになった。

ということで、全部当てはまる訳ではないですが、どれもが二個位は当てはまってしまうと思います。

このようなことに対して生き残っているものは嗜好品から日常品に進化できたものだとおもいます。
そして、権威とから距離をとれたものが生き残っているような気がします。

酒ならビールは嗜好品から日常に上手に入り込めた。
洋服はカジュアルという感じで権威とから距離をおくことができた。
たばこはたぶん、税収の関係でどうしても違う意味で権威から距離をおくことができなかった。だから生き残りが難しくなっているような気がします。

たぶん、いまの時代はカジュアルな時代なんだとおもいます。
バーよりもバル、レストランよりもカフェ、ブランドの洋服よりファストファッッションというよな感でよりお手軽なものが生き残る時代なんだと思います。
そして、これからはカジュアルだけど流行とかに左右されないものが支持されるようなきがします。ファストファッションはだからファッションの世界の徒花てきなもののような気がします。

ビールは気軽に飲めて、健康にも気を使って、税金からも逃れ、生き残るために自らの居場所をとどまることなく移動したからこそ、なんとか生き残っているのでしょう。

格式高い高級で権威がある世界から気軽でカジュアルな世界に変わってきています。
これはきっと集団の規模がどんどん小さくなってきたからだと思います。

個人の力が強くなったから、集団の規模が小さくなったから高級なものを身につけ集団の中で権威があることを示さなくてもそのような場所にいなくてもよくなった。かといってお金持ちはお金持ちだし身分が高い人はこれからも高いと思います。こんな人たちも個人の時代ではカジュアルなのだと思います。でも、このような人は美味しいものも食べるし飲むし着るものもよい素材のもので自分のサイズに本当にあったものも着るのだと思います。カジュアルにいいものを〜

たぶん、それぞれのレイヤーにあったカジュアルでいいものを選ぶ時代になっていくのではないかと思います。

そんなことを考えるとスーツや時計、自動車もいまのままだと生き残れないかもしれません。カメラにもそんな風が吹き始めているようなきもします。
あれ?これって日本の基盤産業じゃん?あれ、あれれ・・・

では、また!!




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