2014年2月26日水曜日

PortlandCoffeeについて

どうもkaz805です。
さて、2月の中旬にアメリカのオレゴン州のポートランドに行ってきました。
ポートランドが今、イケテル!って噂を聞いたので行ってきました。

そんなイケテル街、ポートランドはサードウェーブコーヒーの発祥の地ということなので有名どころのカフェを回ってみた感想を書いてみます。

まず、飲んでみての感想ですが、
基本的には「酸味のあるライトなコーヒー」です。
酸味はいい意味で切れ味ばっちり。日本の今の主流の重たいコーヒーとことなり、すごく軽い味わいなので水みたいに飲める感じです。
なので「量は多い」です。
あちらの方は大きなポットにたっぷりコーヒーを入れてもらった出勤みたいな人もたくさん見ました。(といってもスタバから重たいコーヒーを同じようなポットに入れて出てくる人も結構いましたので、軽くても重たくても量は飲めるのかもしれません・・・)


では、細かく有名どころのコーヒーについて語ってみたいと思います。

Stumptown Coffee Roasters Belmont

お店の看板

ポートランドがサードウェーブコーヒーの発祥の地とわれるのはまさにこのカフェがあるから。
私が行ったお店は二階にもあがれてまさにカッコいいカフェ。

二階からの風景

こちらのコーヒーのお味ですが
渋みのなく、小切れいい酸味で飲みやすい。
自分でサーバーにいれるけどコーヒーは酸化していない。
香りは強くない、まさに味に合わせた感じ時。
でも、鼻から香りが抜ける際に少し香ばしさを感じる。

カップはほとんどのお店でほぼ同じ大きさ

Courier Coffee Roasters

ローストした豆を自転車で配達することから始まったことで日本の雑誌でもちょくちょく紹介されているお店。
入り口はこんな感じ

こちらのコーヒーのお味ですが
酸味の切れ味よくてライトなんだけど、他のカフェのコーヒーと比べると若干重たい感じはある。(でも、基本的には軽い部類に入ると思います。)
香りは鼻から抜ける感覚はすくなく、口の中に香ばしいさが広がる感じ。
一杯づつ目の前で入れてくれます。

こんな感じで一杯づつ入れてくれる

そして、カッコいいのが店内の音楽はアナログレコードからのサウンドです。

レコードプレヤーなんて久々に見た

常連顧客がコーヒーをポットに入れてもらって自転車去っていく、まさに地元密着店です。
常連さんはマフィンを買っていく人が多かった


Heart Roasters

私が入ったのはダウンタウンにできた二号店。フィンランド出身のプロスノーボーダーの人がオープンさせてたお店らしい。

入り口の看板

お味ですが、ライトで酸味の切れ味がGood!
ほんと、水みたいに飲めそう。これは悪い意味ではなくそれだけ雑味がないんだと思う。
香りは飲む前には十分堪能できるけど、飲んだ後の香りは残らない。
残り香よりは入れたてのコーヒーの香りを楽しむタイプだと思う。

こんな感じのコーヒー

あと、日本人スタッフはいないけど、日本語がはなせる店員さんがいた。
日本人だったら日本語でもしかすると話かけてくれるかもしれません。

販売用のコーヒー


Behaind the museum cafe

名前の通りポートランド美術館の裏にあるカフェ。

看板のとおりです。

私がポートランドで初めて入ったカフェです。日本人が経営しているみたいで日本茶も飲めます。
もちろん、日本語でオーダーができます。

店内には日本的なものがいろいろ飾ってあります

では、ここのコーヒーのお味ですが、
切れ味のよい酸味、軽くて飲みやすい(基本、ポートランドのコーヒーはこんな感じです。)
香りですが、鼻から抜ける香りがとても香ばしい。それもそれが長くつづく。この長く香りが感じられることがすごく私は気に入っています。

花が飾ってあるのがいい感じ

因みにここで私は現在(二月中旬)ポートランド美術館でフランシス・ベーコンの一番高く落札された絵が現在展示中だと教えてもらいました。さすが美術館裏のカフェです。

と四件しかカフェホッパーとしてはしごできませんでしたが、基本的なスタイルは感じることができました。

ポートランドでコーヒーを飲む機会があれば参考にしてください。

では!



2014年2月24日月曜日

81に行ってきたよ〜

どうもkaz805です。
この間のブログにも書きましたが、今、東京で人気急上昇中で話題のレストラン「81」にいって来ました。
本日はここで食べたお料理を報告します。(行ったのは一月中旬ですから一ヶ月くらい前の話ですね)

最初にざくっと概要を説明しますと、
料理は全部で9品
ワインは、食事に合わせて用意されています。
これにシェフのトークを含めてお一人様1.5万円です。

ランプがおしゃれなセッティング


因みに食事は全員一斉に取り始めます。そのため、食事が始まるとお店のシャッターは閉じられます。これは、他のお客さんがふらっと入ってくることを防ぐためだそうです。

とうわけでお料理の紹介です。

一品目
確かにカクテルっぽい

 こちらはカクテルというなのあったかいスープ。たしかごぼうと人参のスープであとバーボンが入っています。バーボンは香りと味のみでアルコールは熱して飛ばしています。
こちらはカバに合わせてくれました。一口飲むとカクテルと名付けたのがわかるくらいバーボンの味と香りが口に広がる。あと、私はなんとなくチョコレートを感じました。これは個人的な感覚のようでした。チョコレートは入っていないのは確かですが、全体のミックス感からチョコを感じたようです。

二品目
オブラートに包まれて〜

 こちらはオブラートの中に磯のりとコンソメ?だったかな忘れてしまいましたがなにかの顆粒がはいっているもの。こちらもカバに合わせました。口の中で磯の香りがひろがるそんな食べ物でした。

三品目
卵はプリンプリン

 カルボナーラと名付けれたこちらの品はパスタがないカルボナーラです。
半熟卵にはトリュフオイルが入っていて卵をわるとトリュフの香りが漂う仕掛けです。
濃厚なチーズと塩味と食感を与えてくれるベーコンがすてきな一品。
でも、私はトリュフオイルの香りを一気に嗅いでしまい、刺激がつよすぎてちょっと鼻への刺激が強すぎてくらっときてました。
因みにこちらセラー・エスペルトの白ワイン(銘柄までは記憶できてません)

四品目
上からみたらこんな感じ

横からみたらこんな感じ

 コロッケです。揚げてないけどコロッケ。コロッケの中身の上にカリッカリのパン粉が乗っています。ローズマリーを嗅ぎながらコロッケをいただくという新しいタイプの食事方法。シナモンステリックを嗅ぎながらお茶を飲むスタイルに近いかも。
コロッケの中は非常に濃厚で美味しい。私はとっても気に入りました。
こちらも継続して白ワインで合わせるています。


五品目
エビに泡(カニの口から泡ではないよ)

 こちらはエビに泡です。分子料理の雰囲気ありですよね~泡はリンゴです。今思えばシードルみたいだったかも。エビはブラックタイガーです。
スペインだったらピンチョス。新橋だったら串焼きというのかもしれません。
白は白でもこちらから白ワイン リバリス・ブランコ・ドライ(年代は記憶しておりません)と合わせています。

六品目
サフランイエローが綺麗

 サフラン色がきれなパスタ。岡山のタコが赤でいいアクセントになっています。短くしたパスタでパエリア的な感じ。クスクスではなく歯ごたえがあるパスタだからよりパエリア感がでているのかもしれません。

七品目
ピンクのグラデーション

 こちらがシェフのこころのメイン。サーモンにイチゴムースをかけた一品です。
ピンクにピンクできれいなところにロゼワインをあわせるというまさにピンクずくめです。
サーモンの甘さとイチゴの甘さと酸味がいい感じで合わさりましてすてきな一品。イチゴのムースも分子料理っぽくていいね。ロゼは生産者はラウル・ペレスであったと思われます。

八品目
お一人様しゃぶしゃぶ

 こちらが本日のメイン。豚肉しゃぶしゃぶです。
だし汁はあっつあつですがチタンのカップにはいっているので手で普通にもてます。
そこに豚肉をしゃぶしゃぶしていただきます。こちらもロゼを合わせております。

九品目
赤と白が鮮やか

 最後はデザート。固めのパンナコッタです。薔薇のスープに鎮座しております。最後は余市のデザートワイン。ここにきてスペインワインから日本のワインへです。

というわけで駆け足での紹介となりましたがこちらが冬の81のメニューです。
三月からは春のメニューにかわるみたいですからこちらで食事の内容を見ても三月に行けば全然違う食事が待っていると思います。

ぜひ、シェフが作り出す食事と空間を一度は楽しんでみてはどうですか~


では!!

2014年2月13日木曜日

電子書籍をつくったぞ① 最初だけどいきなり結論

これから不定期に電子書籍をつくったときの気付きをブログに書いていこうと思います。
第一回目は最初だけど結論を書きます。

結論から語るぞ
まず最初に
私はMacintoshユーザーです。
ですから、電子書籍はMacintoshでつくることが大前提です。
さらに、私はAdobeのAdobe Creative Cloudにも加入しています。
よって、出版レイアウトソフトのInDesginCCを使用することが可能です。
さらに、Digital Publishing Suite(略してDPS)という電子書籍をつくれるAdobeのサービスも利用可能です。
というわけで、上記は私の作成環境です。

さて、今回、私が電子書籍を最終てきにAmazonのKindleで発売しましたが、そこにたどり着くまでには以下の道のりがありました。

題材の選定
ソフトの選定
Adobe InDesginCCとDPSで作ることに決める。
ソフトの使い方を学ぶ
でも、紙媒体の作り方いろいろなところに情報があるけど、電子書籍の作り方について書いた本はほとんどない。あっても古いバージョン。DPSについては全うな書籍はたぶん、一冊しかないが、いまとなっては若干情報が古い。
ネットでいろいろ調べる。
なんとか作り出す。
なんとかできる。
でも、できたものは電子書籍ではなくiPad用のアプリであった。
アプリなのでAppleに申請しないといけない。
この申請がすべて英語なので大変。
トラブル解決に時間がかかる。
トラブルを乗り越えやっとアプリ申請。
Appleからこれは電子書籍な内容だからアプリじゃなくてiBookStoreで販売しなさいといわれアプリは却下される。
それはそのとおり、でも、アプリであって電子書籍はできていない。なかみは電子書籍そのものだけど
困る。考える。
でも、AdobeのInDesginCCにはEpubとう電子書籍のフォーマットで書き出す機能があるから大丈夫だと思った。
書き出すとレイアウトがぐちゃぐちゃになる。
いろいろ試したが、どうにもならない。
困る、考える。
ここで、電子書籍として作るためにソフトの変更を決断。
汎用性を一番に考えAdobeのソフトを使ったのに~と嘆いてもしかたがないので、いろいろ考えた末、Appleの純正ワードプロセッサPagesで作ることにした。
PagesにInDesginCCのデータをぺたぺた貼付けて情報を転機。
そうして書き出し機能でEpubとして書き出し。
おっ!!レイアウトが崩れていない。そしてかなりいい感じでみれている。
この勢いでAmazonで販売しようと考える。
Kindleで読めるようにしよう。
Amazonのkdp(Kindleダイレクトパブリッシング)についてしらべる。
Kindleのプレビュー機能で確認しつつPagesでレイアウトを修正する。
意外に修正がちゃんとできる。うれしい!
プレビューでちゃんと見られる状態にしてkdpにアップッロードとかいろいろ登録
Amazonで出版!!!

という経緯で電子書籍を完成させました。
約四ヶ月くらいかかりました。

それで、Macintoshユーザーが電子書籍をつくるとしたら
Pagesでつくりましよう!!


これが結論です!
こいつはとっても便利なEpubへの書き出し機能とコードなんかしらなくても直感的にレイアウトするだけで電子書籍がつくれます。それが、今、MacintoshとかiPadとか買えばただでついてくる!これはほんとすばらしいことです!

次回は、「Adobe ImDesginCCとDPSで電子書籍をつくると~」を書いてみたいと思います。
では!

あと、作成した電子書籍はこちで購入できます。
よかったらレヴュー書いてくださいね。



2014年2月11日火曜日

要町「81」と神楽坂「ふしきの」、そして銀座「レカン」

お久しぶりです。kaz805です。
昨年の後半からずーっと電子書籍を作っていたのでブログがすっかりおろそかになっていました。
これからぼちぼちとブログも復活していきたいと思います。

さて、この間、今、東京でもっとも話題のレストランの一つと思われる要町にある「81」にいってきました。

シェフはかなりのイケメンでした。
このレストランの特徴は劇場型であるということでしょう。
私が行ったときはお料理が9品でワインは各料理ごとに用意されていました。
これは、私たち以外にあと2組いたのですが、すべて同じメニューです。
同じ時間に同じメニューを同じ空間でいただく。そこにシェフのトークが入る。
シェフは一品ごとに料理の説明をしてくれます。
この説明が終わってからお客は食事を始めます。
料理、空間、時間、お酒をすべてシェフがコントロールしていきます。
まさに劇場型レストラン。シェフは今では伝説となったスペインにあったもっとも予約の取りにくいレストランと言われたエルブジで働いていたシェフが作る分子料理。
その料理にあったワインを用意してシェフが空間を含めすべてを料理していく新しい空間。それが81というレストランでした。

さて、この81になかなか似たコンセプトなのが神楽坂にある「ふしきの」。
ここは、日本酒と日本食を楽しむレストラン。お店の用意した食事にあった日本酒を用意してそれを客にだす。
ここは器もすばらしいものを用意されており、目でも味わうことがでいます。
なにが似ているかというと、このお店も料理もお酒もお店が用意した1コースのみ。
その空間にいる人は同じ食事と同じお酒を共有します。
こちらにはトークはありませんし、料理もすべての客が同じタイミングで食べ始めることはありません。こちらは劇場型ではなく、どちらかというギャラリーっぽい感じでしょうか。

この二つはまったく東京で始まった新しい食をする場だと思います。

その二つに対して銀座にある名店レカン。
こちらは王道のフレンチレストランです。
こちらは食も器も目から味合わせてくれます。盛り付けられた料理の繊細な色合い模様は絵画であり、彫刻であり、アートのようです。
前菜から最後のデザートまでまさにオペラのような豪華さと美しさと華やかさです。
ある意味こちらも劇場型です。
でも、こちらは多分、オペラと表現したように重厚なクラッシックなのですしょう。

上記の二店はライトなライブなのでしょう。値段もちがいますから同じ土俵で比べるものではありませんが、この3つを比べてみるとレストランの形態も変化があることがわかります。

どれがいいというわけではありません。その気分のときどれを選ぶかが重要なのでしょう。
あと、レカンはそれなりに選択肢がありますし、自分用にカスタマイズできます。
でも、81とふしきのは自分用のカスタマイズはできません。この二つはすべてを共有するものです。そういう意味ではレカンは自分・もしくは自分たちで共有する食事と空間なのかもしれません。

客よりもシェフの個性がつよくなり、これを食べるんだ!っていう変化が起きているように思います。でも、客はシェフが作る料理とその世界を味わいたいと思うようになっているとは思いません。ある程度はそんな思いもあると思いますが、今はシェフ側の思いの方が強いような気がします。

客としてその世界を十分堪能して楽しむというのはありだと思います。でも、そんな空間ばかりになってしまったら、自分の世界を食で楽しむ能力が衰えちゃうようなことならないかな?とおもってしまいました。楽(らく)は楽しむとはイコールではないと思います(漢字はおなじだけど)。
楽ばっかりしていると本当の楽しみを忘れてしまうかもしれません。

では!

おっと、私が作った電子書籍「サンセバスチャンピンチョスガイド」がアマゾンKindleストアで購入できます。
よろしくお願いします。
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