2013年3月28日木曜日

ラファエロ展にいってきました。

どうもkaz805です。ラファエロ展を見てきました。



大変、盛況ですごい人でした。美術館のスタッフの人に聞くと平日もいっぱいきているそうです。とにかくラファエロは大人気だそうです。
確かにルネサンス三大天才の一人ですし、ダヴィンチ・ミケランジェロのお二人に比べるととってもほんわかしているところが人気なような気がします。

という訳で私が気に入った三点を紹介しますね。

大公の聖母

まずはやっぱりこちらでしょう。今回のラファエロ展のイメージリーダー「大公の聖母」でしよう。すぐにマリア様とわかる美しいブルーのケープ。とっても柔らかな肌。
すてきな色合いです。
とにかく印象に残るのはマリア様の目というか視線です。
本物はとても憂いた目をしていたように感じました。
イエス様を抱いているのにもかかわらずなんともいえない目です。
うれしそうには見えないのはなぜなのでしょう?
波乱にとんだ未来がみえているのでしょうか?その景色がとてもつらいのでこんな視線になってしまったのでしょうか?私はそんな風に思ってこの絵を眺めいました。

聖ゲオルギウスと竜

 次の作品はとってもファンタジーな作品「聖ゲオルギウスと竜」です。
ドラゴンと戦う勇者の絵です。これはこのシチュエーションに感動でしょう。
ちょっとドラゴンが小さいのが残念ですが、白い馬にまたがった黒い鎧の騎士がかっこいい。シルバーの鎧のほうが聖人っぽいのに黒騎士ですよ、これは。かっこいい!!
ラファエロがこんな絵を描いていたなんて知らなかったのでさらにびっくりです。

エゼキエルの幻視

そして三つ目はこちら「エゼキエルの幻視」です。こちらも結構有名な絵でよく見る機会がありますよね。
私は勝手にこの絵はすごーく大きな絵だと思っていたのに30cmくらいの大きさの絵で違う意味でびっくりでした。
この絵がすてきなところはやっぱり黄金の空ですよね。神様光臨!!って感じです。
神様を支える、人、ライオン、雄牛の顔をして翼の生えた動物と鷹が描かれているのですが、牛に翼がついているのってあんまり見たことないですよね。
あと、気になるところは神様の姿勢です。あんまりリラックスできる姿勢ではなさそうなところが気になりました。でもやはりこの絵はとても神々しく威厳がある絵でした。

他にもすてきな作品はありましたが、私のベスト3はこの三点です。ファンタジー色が強いですけどね。

チケット半券とちっさい画集?

いつもは気に入った絵の絵はがきを買ってかえる私ですが、今回はすてきな小さな作品集が販売されていました。お値段は1200円。こちらに展示されていたすべての作品が掲載されています。いままでにないものですが、これはすてき。全部の作品が掲載されているし、大きさは小さいので置き場にも困りません。他の展示会でも同じような作品集がでてくれるとうれしいです。

あと、こちらのラファエロ展が開催されているのは上野公園にある国立西洋美術館。
この時期の上野公園は桜が満開でした。

桜満開

学生からお年寄りそして外国からたくさんの人が桜を見ていらっしゃいましたよ。
では!

0 件のコメント:

コメントを投稿